食べることは暮らすこと。食ぐらし

食べることは暮らすこと。食ぐらし

vol.07

身近薬膳のススメ

身近な食べ物で身体づくり

身近な食べ物で身体づくり食べることは、心も身体も幸せにしてくれます。さらに健康増進や美容など、様々な効能があります。その効能を上手に活かして生活に取り入れて行くこと、それがまさに「薬膳」です。薬膳と聞くと、どうも薬でも飲んでいるような気分になりますが、そうではなくて食べ物には一つ一つ違った効能があり、実はその効能が薬のように身体の調子を良くしてくるということなのです。薬ですと飲んだ後に身体がだるくなる等の副作用がありますが、食べ物ですと身体にもやさしくて良いことづくしです。

ハーブや薬草でホッとするティータイム

家事に仕事に子供や孫のお世話に、一日はとっても忙しいです。だからこそホッと一息つく時間が大切。そんな時、傍らにお茶があると、もっとホッとしますよね。しかもそのお茶が、健康や美容を増進させるハーブや薬草のお茶だとしたら、ますます嬉しくなってきます。例えば「アマチャヅル」は、日本全国に自生する多年草。前号で書いた「花まつり」の時に用いられるのがアマチャヅル茶です。皮膚の新陳代謝に良く、肥満を抑えるダイエット効果があります。「サフラン」は、更年期障害の症状を緩和してくれます。

女性はお花が大好きで、花の名前や謂れを調べるのが趣味という方が多いので、この際ハーブや薬草も調べてみては?忙しいあなたも、ハーブや薬草茶でホッとしながら体調も整える、薬膳ティータイムをお楽しみください。

薬膳で健康生活を維持

現代の日本は過去にないほど、いつでもどこでもいくらでも食べられる飽食の時代です。しかも、コンビニや外食に囲まれた生活をしています。ある研究機関の発表では、年間に添加物を一人5kg以上摂取していることや、ガンやアレルギーが増加していることの根底に、日本人の食生活の変化があるとのことです。欧米人は狩猟民族、日本人は農耕民族です。しかし、昨今は欧米型の食生活へと移行しています。食の基本は、自分に合った食生活をすることを軸とします。すなわち、日本人という生き物に合った食生活をする、ということです。そのことが「薬膳」的食生活と言えるでしょう。元気で長生きする食生活のキーワード、それが「薬膳」です。

具体的な薬膳生活に関しては、本コラムにて次号以降執筆していきますので、お楽しみに。

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食のぐるり株式会社
代表取締役

高原 純一

企業のマーケティング・コンサルティング、プロジェクト・ディレクションを基盤に講演、執筆業務を営む。
傍ら、消費者と農業・漁業生産者の目線から、食卓と暮らしのしあわせづくりにも取り組んでいる。

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